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英語喫茶基礎からの英語学習推量と許可のmayとmight Day10>mayの推量と許可の表現について 記述式練習問題の解説




 記述式練習問題の解説です。
 練習問題の解答後に参照してみてください。
問題文です

1. I will be late this evening.
(私は今夜遅くなるでしょう。)

(私は今夜遅くなるかもしれません。)

2. The report is true.
(その報告は本当です。)

(その報告は本当かもしれません。)

3. He says he is all right.
(彼は大丈夫だと言います。)

(彼は大丈夫だと言うかもしれません。)

4. You go now.
(あなたはもう行きます。)

(もう行ってよろしい。)

5. Students do not enter the meeting room.
(学生は会議室に入りません。)

(学生は会議室に入ってはいけません。)


解答です

1. I may be late this evening.
(私は今夜遅くなるかもしれません。)

2. The report may be true.
(その報告は本当かもしれません。)

3. He may say he is all right.
(彼は大丈夫だと言うかもしれません。)

4. You may go now.
(もう行ってよろしい。)

5. Students may not enter the meeting room.
(学生は会議室に入ってはいけません。)


解説です

 5問ともmayを使って書き換える問題ですが、1から3は「~かもしれない」というように、推量を表す文を作ります。そして4から5は、許可を表す文を作ります。
 文の作り方は、主語のあとにmayを置き、続いて動詞を置いていくだけです。このときの動詞は原形(「s」や「ed」がつかない元の形)です。


問題1について
 問題文のI will be late this evening.「私は今夜遅くなるでしょう。」の、willをmayと置き換えます。そうすると、次のようになります。
 I may be late this evening.

 例文は「私は今夜遅くなるかもしれません。」というように、willのときよりも、確信的な気持ちが低い意味を含んでいます。


問題2について
 問題文のThe report is true.「その報告は本当です。」ですが、これはbe動詞であるisが使われています。
 まずはmayを主語のあとに置きます。それに続けて動詞の原形を置きますが、この場合isの原形beを置くことになります。そうすると、次のようになります。
 The report may be true.

 例文は「その報告は本当かもしれません。」というように、問題文の「本当です」という確定的な意味から、「本当かもしれません」というように自信のない意味が含まれます。


問題3について
 問題文のHe says he is all right.「彼は大丈夫だと言います。」ですが、he is all rightはsaysに続けているところです。この文でmayを使って書き換えるのは、He saysの部分となります。

 まずmayを主語のあとに置きます。それに続けて動詞の原形を置きます。使われている動詞はsaysですが、この動詞には主語が三人称単数形のため、「s」がついています。saysの原形はsayです。これをmayの後に続けます。すると、次のようになります。
 He may say he is all right.

 例文は「彼は大丈夫だと言うかもしれません。」というように、「大丈夫だと言います」という確定的な意味から、「大丈夫だと言うかもしれません」というように、自信のない意味が含まれます。


問題4について
 ここからは同じmayを使いながらも、「許可」を表す文を作っていきます。
 文の作り方は、これまでと同じです。

 問題文のYou go now.「あなたはもう行きます。」に、mayを使って書き換えますが、まずはmayを主語のあとに置きます。それに続けて動詞の原形を置きますが、goは原形と同じ形ですので、そのままgoをmayの後に置きます。すると、次のようになります。
 You may go now.

 例文は、「もう行ってよろしい。」というように、問題文の「行きます」という事実的なことから、「行ってよろしい」というように、許可の意味を表しています。


問題5について
 問題文のStudents do not enter the meeting room.「学生は会議室に入りません。」ですが、まずは主語のあとにmayを置きます。動詞はenterですが、これは原形と同じ形ですので、enterをそのままmayの後に続けます。

 しかしながら、この文は否定的な意味を表しています。そして否定を表すためにdo notが使われています。
 mayの否定形はmay notですから、do notをmay notと置き換える形になります。すると、次のようになります。
 Students may not enter the meeting room.

 例文は、「学生は会議室に入ってはいけません。」というように、問題文の「会議室に入りません」という事実的なことから、「会議室に入ってはいけません」というように、学生に対しての否定的な許可、つまり不許可を意味として表しています。











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