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基礎から英文法をマスター
Day 2
現在進行形
今回は現在進行形についてです。
現在進行形の基本的な使い方と、進行形の作り方について解説しています。
1現在進行形
現在進行形とは、ある時点でちょうど何かをしていることをあらわします。
型は<主語+be動詞+現在分詞(動詞のing形)>ですが、be動詞に動詞のing形を続けるだけです。たとえば、She is taking a shower.「彼女はシャワーをあびています。」は、ちょうどその時にシャワーをあびているという意味です。これがShe takes a shower. になると「彼女はシャワーをあびます。」のように日頃の習慣をあらわすことになります。
I'm reading the newspaper.(私は新聞を読んでいます。)
I'm baking some bread.(私はパンを焼いています。)
(参照:動作動詞の進行形の詳細は英語の時間的感覚(6.2.2.))
型は<主語+be動詞+現在分詞(動詞のing形)>ですが、be動詞に動詞のing形を続けるだけです。たとえば、She is taking a shower.「彼女はシャワーをあびています。」は、ちょうどその時にシャワーをあびているという意味です。これがShe takes a shower. になると「彼女はシャワーをあびます。」のように日頃の習慣をあらわすことになります。
I'm reading the newspaper.(私は新聞を読んでいます。)
I'm baking some bread.(私はパンを焼いています。)
(参照:動作動詞の進行形の詳細は英語の時間的感覚(6.2.2.))
wantやlike、needなどの動詞は進行形にすることができません。進行形になるのはその意味からして基本的に「動作をあらわす動詞」です。
動作以外の動詞が進行形になる場合は、一時的なことなどをあらわす意味の文になります。たとえば、liveは状態動詞ですが、I'm living in Hakodate. とすると、住んでいる状態だけではなく一時的に住んでいることを意味し、そのうち他の場所へ移ることをも意味として含みます。
(参照:状態動詞の一時性の詳細は英語の時間的感覚(6.2.5.)

2動詞の進行形のつくりかた
動詞を進行形にするには動詞のうしろに「ing」をつけます。
read → reading
listen → listening
以下の例外もあります。覚えようとせずに、感じでつかんでください。
・<語尾が発音しない「e」で終わる動詞>
「e」を取ってから「ing」をつけます。
come → coming
・<単音で語尾が「短母音+子音」で終わる動詞>
語尾の子音をもう1つ重ねてから「ing」をつけます。
get → getting
・<単音でなくても「アクセントのある短母音+子音」で終わる動詞>
語尾の子音をもう1つ重ねてから「ing」をつけます。
begin → beginning
この場合で「アクセントのない短母音+子音」の動詞にはそのまま「ing」をつけます。
visit → visiting
read → reading
listen → listening
以下の例外もあります。覚えようとせずに、感じでつかんでください。
・<語尾が発音しない「e」で終わる動詞>
「e」を取ってから「ing」をつけます。
come → coming
die(死ぬ)はdyingになり、lie(横になる)はlyingになります。
dye(染める)はdieと区別するためにdyeingにします。(「die」を「dying」にしても「死んでいる」という意味にはなりません。これについては下の「メモ」を参照してください。)
また、語尾が発音する「e」で終わる動詞はそのまま「ing」をつけます。
see → seeing
上では「see」を進行形の例としていますが、「see」は状態動詞なので普通は進行形にしません。
ただし、「see」には「会う」という意味もあります。この意味では「see」も動作動詞になりますので、「会っている」という意味の進行形になります。
dye(染める)はdieと区別するためにdyeingにします。(「die」を「dying」にしても「死んでいる」という意味にはなりません。これについては下の「メモ」を参照してください。)
また、語尾が発音する「e」で終わる動詞はそのまま「ing」をつけます。
see → seeing
上では「see」を進行形の例としていますが、「see」は状態動詞なので普通は進行形にしません。
ただし、「see」には「会う」という意味もあります。この意味では「see」も動作動詞になりますので、「会っている」という意味の進行形になります。
・<単音で語尾が「短母音+子音」で終わる動詞>
語尾の子音をもう1つ重ねてから「ing」をつけます。
get → getting
・<単音でなくても「アクセントのある短母音+子音」で終わる動詞>
語尾の子音をもう1つ重ねてから「ing」をつけます。
begin → beginning
この場合で「アクセントのない短母音+子音」の動詞にはそのまま「ing」をつけます。
visit → visiting
ある時点での達成をあらわす動詞を進行形にすると、その時点への接近を意味します。これは「ある達成をし続けている」というように「達成」したことを続けるということが、意味上難しいことからもある程度理解できるでしょう。
The train is leaving for Tokyo.
(列車は東京へ向けて発車しようとしています。)
She is dying of cancer.(彼女はがんで死にかけています。)
このようにleaveやdieなどは進行形にすると「~をしかけている」という意味になります。もしも「彼女は死んでいる。」という状態をあらわす場合は、She is dead.となります。
これは進行形のもう1つの意味である「未完了」からくるものです。なぜなら、動作が進行しているということは、その動作が終了していない途中であることを意味するからです。
The train is leaving for Tokyo.
(列車は東京へ向けて発車しようとしています。)
She is dying of cancer.(彼女はがんで死にかけています。)
このようにleaveやdieなどは進行形にすると「~をしかけている」という意味になります。もしも「彼女は死んでいる。」という状態をあらわす場合は、She is dead.となります。
これは進行形のもう1つの意味である「未完了」からくるものです。なぜなら、動作が進行しているということは、その動作が終了していない途中であることを意味するからです。
レッスンの確認問題
ワンランク上の練習問題
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。

英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。基礎からの英語学習は科学研究費助成事業(科研費)の研究対象になっています。