86回のレッスンで
基礎から英文法をマスター
Day 3
過去形
今回は英語の過去形についてです。
過去形の基本的な使い方の他に、規則動詞と不規則動詞の作り方などについても見ていきます。
1be動詞の過去形
amとisはwasになり、areはwereになります。
I was at the party.(私はパーティーに出席しました。)
We were tired after the trip.(旅行の後は疲れました。)


I was at the party.(私はパーティーに出席しました。)
We were tired after the trip.(旅行の後は疲れました。)
2動詞の過去形
動詞の過去形は主語の人称に関係なく続けることができます。(たとえば「liked」は全ての人称の後に置くことができます。)
動詞の過去形が表すのは、動作や状態が過去の時点において終了したことです。
I washed my car yesterday.(私は昨日車を洗いました。)
We studied English last night.(昨夜私達は英語を勉強しました。)
さらに頻度をあらわす副詞を使って過去の習慣をあらわすこともできます。
He often went fishing.(彼はよく釣りに行きました。)
頻度をあらわす副詞には、always(いつも)、usually(たいてい)、often(しばし ば)、sometimes(ときどき)、never(一度もない)などがあります。
頻度の副詞については、Day32を参照してください。
(参照:過去形の詳細については英語の時間的感覚(2.2.2.1以降)
動詞の過去形が表すのは、動作や状態が過去の時点において終了したことです。


I washed my car yesterday.(私は昨日車を洗いました。)
We studied English last night.(昨夜私達は英語を勉強しました。)
さらに頻度をあらわす副詞を使って過去の習慣をあらわすこともできます。
He often went fishing.(彼はよく釣りに行きました。)
頻度をあらわす副詞には、always(いつも)、usually(たいてい)、often(しばし ば)、sometimes(ときどき)、never(一度もない)などがあります。
頻度の副詞については、Day32を参照してください。
He went fishing. だけなら、単に「彼は釣りに行きました。」という過去の出来事だけしかあらわしませんが、「often」を使うことで、習慣の意味があらわれてきます。
(参照:過去形の詳細については英語の時間的感覚(2.2.2.1以降)
3規則動詞と不規則動詞
過去形の動詞には「d」または「ed」が後ろについた規則動詞と、それ以外の不規則動詞があります。
また動詞には過去分詞という形もあります。
次は動詞の変化を例としてあげているだけですので、ここでは全てを覚える必要はありません。動詞がどのように変化していくのかだけを、ただ感じでつかんでください。
<規則動詞>
・たいていは動詞の原形の語尾に「ed」をつけます。
・動詞の原形の語尾が「e」で終わる場合は、「d」だけをつけます。
・動詞の原形の語尾が「母音+y」で終わる場合は、「y」をそのままにして「ed」をつけます。
・動詞の原形の語尾が「子音+y」で終わる場合は、「y」を「i」にかえてから「ed」をつけます。
・動詞の原形の語尾が「c」で終わる場合は、「k」をつけてから「ed」をつけます。
<不規則動詞>
規則動詞とは違って不規則動詞は全く異なった形にかわります。
しかしながら、不規則動詞にはよく使われるものが多いです。
・過去形と過去分詞の形が同じ動詞
・原形、過去形、過去分詞とも同じ形の動詞
・この他にもここでは例としてあげていませんが、原形と過去分詞が同じで過去形だけが違うものや、原形と過去形が同じで過去分詞だけが違うものもあります。
次はさらにその他の例です。
・変化した形が他の動詞と同じ形になる、まぎらわしい動詞
過去形の「fell」は、「打ち倒す」という意味の動詞と同じ形になります。
・原形、過去形と過去分詞の形が違う動詞
また動詞には過去分詞という形もあります。
次は動詞の変化を例としてあげているだけですので、ここでは全てを覚える必要はありません。動詞がどのように変化していくのかだけを、ただ感じでつかんでください。
<規則動詞>
・たいていは動詞の原形の語尾に「ed」をつけます。
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
wash (洗う) | washed | washed |
open (あける) | opened | opened |
watch (見る) | watched | watched |
・動詞の原形の語尾が「e」で終わる場合は、「d」だけをつけます。
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
like (好む) | liked | liked |
live (住む) | lived | lived |
hope (望む) | hoped | hoped |
原形とは、もとの形のことです。
過去分詞とは「準動詞」のことで、be動詞とともに「受動態」として使われたり、「have」とともに現在完了形として使われたりします。
・動詞の原形の語尾が「母音+y」で終わる場合は、「y」をそのままにして「ed」をつけます。
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
play (遊ぶ) | played | played |
enjoy (楽しむ) | enjoyed | enjoyed |
・動詞の原形の語尾が「子音+y」で終わる場合は、「y」を「i」にかえてから「ed」をつけます。
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
try (試みる) | tried | tried |
cry (泣く) | cried | cried |
・動詞の原形の語尾が「c」で終わる場合は、「k」をつけてから「ed」をつけます。
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
picnic (ピクニックに行く) | picnicked | picnicked |
<不規則動詞>
規則動詞とは違って不規則動詞は全く異なった形にかわります。
しかしながら、不規則動詞にはよく使われるものが多いです。
・過去形と過去分詞の形が同じ動詞
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
make (作る) | made | made |
sit (座る) | sat | sat |
leave (去る) | left | left |
feel (感じる) | felt | felt |
teach (教える) | taught | taught |
build (建てる) | built | built |
buy (買う) | bought | bought |
・原形、過去形、過去分詞とも同じ形の動詞
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
cost (費用がかかる) | cost | cost |
cut (切る) | cut | cut |
put (置く) | put | put |
・この他にもここでは例としてあげていませんが、原形と過去分詞が同じで過去形だけが違うものや、原形と過去形が同じで過去分詞だけが違うものもあります。
次はさらにその他の例です。
・変化した形が他の動詞と同じ形になる、まぎらわしい動詞
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
fall (倒れる) | fell | fallen |
過去形の「fell」は、「打ち倒す」という意味の動詞と同じ形になります。
・原形、過去形と過去分詞の形が違う動詞
原形 | 過去形 | 過去分詞 |
go (行く) | went | gone |
give (与える) | gave | given |
eat (食べる) | ate | eaten |
choose (選ぶ) | chose | chosen |
drink (飲む) | drank | drunk |
swim (泳ぐ) | swam | swum |
write (書く) | wrote | written |

レッスンの確認問題
このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。

be動詞の過去形について
問題数:6問
選択式問題の解説

動詞の過去形について
問題数:7問
選択式問題の解説

be動詞の過去形について
問題数:6問
選択式問題の解説

動詞の過去形について
問題数:7問
選択式問題の解説
ワンランク上の練習問題
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。

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