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(参考)


「節」について

 主節と従属節については、Day50の「時制の一致」の中で多く出てきましたが、この「節」とはいくつかの語句が集まって構成されたもので、簡単に言うと、「主語+動詞」の型を持っているものをいいます。
 そして「節」は文を構成しますが、文は1つ以上の節から成り立っています。

 He said he passed the exam.
 (彼は試験に合格したと言いました。)

 上の場合、文としては1つですが、節としては2つで構成されています。
 それはHe said とhe passed the examです。このときhe passed the examは、節としてHe saidの目的語になっています。
 そして一方の節を含む節を主節といいます。主節の一部になっている節を従属節といいます。





 この場合の従属節は目的語に相当しますから、名詞として使われることになります。
 このときの節を「名詞節」といいます。そして時制の一致が生じるのは、このように従属節が名詞節の場合です。
 節としては他に、形容詞節と副詞節がありますが、これらの場合は時制の一致が原則として生じません。




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