まずは次の文を見てください。これは仮定法過去完了と仮定法過去の2つを使っている文です。
If I had eaten that cake, I would have a stomachache.
(もしも私があのケーキを食べていたら、(今頃は)腹痛をおこしていただろう。)
上の例は仮定法過去完了の「if節」と、仮定法過去の場合の主節でできています。
If I had eaten that cake,(if節:仮定法過去完了)
I would have a stomachache.(主節:仮定法過去)
このようにすることで、「(過去の時点において)もしも~だったら、(現在の時点において)~だろう」という意味にすることができます。
上の例の場合もIf I had taken that cake は仮定法過去完了で、時間的には過去に対する仮定を表しています。
それに対してI would have a stomachache は仮定法過去の場合の主節なので時間的には現在に対する仮定を表しています。
これは「あのときケーキを食べなかったので(過去の時点)、今は腹痛をおこさずにいる(現在の時点)。」という意味になります。
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仮定法には「仮定法現在」というものもあります。
仮定法現在は動詞の原形を使って仮定を表しますが、現在では「提案」や「要求」を表す「that節」以外ではほとんど使われません。
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