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Day 76

仮定法過去完了

 前回は仮定法過去の用法についてでしたが、今回は仮定法過去完了の用法についてふれていきます。

基礎からの英語学習-第2項目目

「もしも~だったら、~だったろう」(仮定法過去完了)


   Day75の「仮定法過去」は現在の時点の仮定を表しますが、この「仮定法過去完了」は過去の時点の仮定を表します。
 たとえば、次の例を見てください。

 If I had left home early, I would have been on time.

 上の例は「もしも私が早くに家を出ていたら、時間に間に合っていただろう。」という意味ですが、これは過去のことに対しての仮定を意味しています。「あのとき~をしていたら」という意味が含まれます。

 仮定法過去完了の型も長いですが、これも数式のようにあてはめるだけです。

 <If+主語+過去完了の形, 主語+助動詞の過去形+have+過去分詞>

 上のようにif節で過去完了形を使い、主節で「助動詞の過去形+have+過去分詞」を使います。
 上の例の意味を図にすると次のようになります。


仮定法過去の時間的な意味について 仮定法過去の時間的な意味について


 次も仮定法過去完了の例です。

 If I had had enough money, I could have bought the picture.
 (もしも十分なお金を持っていたら、その絵を買えただろう。)

 上の例を仮定法過去完了の型にあわせると、次のようになります。

仮定法過去完了の文型について 仮定法過去完了の文型について


 If we hadn't spent three hours in a traffic jam, we could have seen the aquarium.
 (3時間も交通渋滞でとられなかったら、水族館を見られたでしょう。)


 仮定法過去完了も仮定法過去と同じように、あくまでも「仮定」を表しています。したがって、その意味するものは過去の時点において実際は起きなかったことです。


英文法の発展的学習へ この仮定法の発展的学習は英文法の発展的学習27を参照してください。


英語学習の参考として、時間があるときに読んでみてください。

仮定法過去と仮定法過去完了の応用について








英文法の休息







 
レッスンの確認問題
 このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。

基礎からの英語学習-確認問題1
仮定法過去完了について
問題数:2問

選択式問題の解説


 





ワンランク上の練習問題
 記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。

基礎からの英語学習-記述式練習問題1
仮定法過去完了について
問題数:2問

記述式問題の解説


 



今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。





英語の仮定法 基礎からの英語学習76日目カット  






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