それぞれの世界
―There were about twenty people, overseas students and lecturers, in the hall. It was lively. Bellini and Rickey were among them. Of course Sherry and Pina sat beside them.―
"No … I didn't mean anything," Rickey said.
Shame on you, you haven't said anything yet.
"You mean, you want to invite me for dinner, don't you?" I was surprised to hear Bellini ask.
"Well, … ah …," Rickey was mumbling looking puzzled for an answer.
I'm irritated with Rickey. Bellini also, I think.
His behavior will get him nowhere.
"Ouch," Rickey cried suddenly.
I bit his ankle with all my strength.
"… Ah, Bellini … would you like to go for dinner with me?"
He finally said. I have to take care of you, my keeper.
"Yes, where should we go for dinner?" Bellini replied simply as she was smiling.
"Ah … where do you think we should go?"
"I recommend an Italian restaurant near the university which opened recently," Bellini answered.
"I was surprised to see you bite him," Pina said to me.
"I wanted him to invite her at that point."
"Anyway, I envy human beings. They can go anywhere, a restaurant and so on."
"We can't go to a restaurant but we can go to the botanical gardens."
"The botanical gardens?"
"It means a place where there are a variety of plants."
"Where is it?"
"It's in the campus. Let's go now!"
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<今日の単語>
lively いきいきした、陽気な
deep 深い
meaning 意味
shame はずかしさ
mumble もぐもぐいう
puzzled 困る
irritated いらいらする
behavior 行い、ふるまい
bit(bite の過去形) かむ
ankle 足首
finally ついに、とうとう
take care of 世話をする
reply 答える、返事をする
recommend 推薦する;忠告する
at this point この時点
botanical garden(s) 植物園
plant 植物
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<今日の日本語訳>
―国際センターのホールには留学生達や講師達など20人くらいの人たちがいた。にぎやかだ。その中にはベリーニとリッキーもいた。もちろんその側にはシェリーとピーナも座っていた。―
「いや...別に何でもないんだけど。」とリッキー。
あきれたな、ここまできてまだ言わないつもり。
「もしかして、食事に誘ってくれようとしているとか?」ベリーニのほうが聞いてきた。
「いや...その...」とリッキーは困った顔をしながらつぶやいている。
いらいらするよ、リッキー。たぶんベリーニもそう思っているかも。
このままじゃらちがあかない。
「痛っ」リッキーが突然さけんだ。
僕は思いっきりリッキーの足首を噛んでやったのだ。
「.....。あの、ベリーニ...、一緒に食事に行きませんか?」
とうとう言ったよ。世話のやけるご主人様だ。
「えぇ、どこに食事に行きますか?」ベリーニは微笑みながらあっさりと返事をした。
「あ...どこに行きましょう。」
「おすすめは近くにできたイタリアンレストランですね。」とベリーニが答えた。
「まさか、シェリーがリッキーを噛むとは、おどろいた。」ピーナが僕に言った。
「もういい加減にしてほしかったからさ。」
「でも人間はいいね。レストランとかいろんなところに行けて。」
「レストランは無理だけど、植物園にでも行ってみようか。」
「植物園?」
「いろんな植物がたくさんあるところだよ。」
「そんな場所があるの?」
「大学の中にね。行ってみよう。」
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<今日の日本語訳&英語訳>
―国際センターのホールには留学生達や講師達など20人くらいの人たちがいた。にぎやかだ。その中にはベリーニとリッキーもいた。もちろんその側にはシェリーとピーナも座っていた。―
―There were about twenty people, overseas students and lecturers, in the hall. It was lively. Bellini and Rickey were among them. Of course Sherry and Pina sat beside them.―
「いや...別に何でもないんだけど。」とリッキー。
"No … I didn't mean anything," Rickey said.
あきれたな、ここまできてまだ言わないつもり。
Shame on you, you haven't said anything yet.
「もしかして、食事に誘ってくれようとしているとか?」ベリーニのほうが聞いてきた。
"You mean, you want to invite me for dinner, don't you?" I was surprised to hear Bellini ask.
「いや...その...」とリッキーは困った顔をしながらつぶやいている。
"Well, … ah …," Rickey was mumbling looking puzzled for an answer.
いらいらするよ、リッキー。たぶんベリーニもそう思っているかも。
I'm irritated with Rickey. Bellini also, I think.
このままじゃらちがあかない。
His behavior will get him nowhere.
「痛っ」リッキーが突然さけんだ。
"Ouch," Rickey cried suddenly.
僕は思いっきりリッキーの足首を噛んでやったのだ。
I bit his ankle with all my strength.
「.....。あの、ベリーニ...、一緒に食事に行きませんか?」
"… Ah, Bellini … would you like to go for dinner with me?"
とうとう言ったよ。世話のやけるご主人様だ。
He finally said. I have to take care of you, my keeper.
「えぇ、どこに食事に行きますか?」ベリーニは微笑みながらあっさりと返事をした。
"Yes, where should we go for dinner?" Bellini replied simply as she was smiling.
「あ...どこに行きましょう。」
"Ah … where do you think we should go?"
「おすすめは近くにできたイタリアンレストランですね。」とベリーニが答えた。
"I recommend an Italian restaurant near the university which opened recently," Bellini answered.
「まさか、シェリーがリッキーを噛むとは、おどろいた。」ピーナが僕に言った。
"I was surprised to see you bite him," Pina said to me.
「もういい加減にしてほしかったからさ。」
"I wanted him to invite her at that point."
「でも人間はいいね。レストランとかいろんなところに行けて。」
"Anyway, I envy human beings. They can go anywhere, a restaurant and so on."
「レストランは無理だけど、植物園にでも行ってみようか。」
"We can't go to a restaurant but we can go to the botanical gardens."
「植物園?」
"The botanical gardens?"
「いろんな植物がたくさんあるところだよ。」
"It means a place where there are a variety of plants."
「そんな場所があるの?」
"Where is it?"
「大学の中にね。行ってみよう。」
"It's in the campus. Let's go now!"
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★ポイント1
Shame on you, you haven't said anything yet.
あきれたな、ここまできてまだ言わないつもり。
Shame on you は「恥を知りなさい。」や、「みっともないよ。」という意味で使うことができます。
Sorry, I'm late.
(すみません、遅れました。)
Do you know how often you were late this month?
(今月は何回遅れてきているか知っていますか?)
I don't know.
(いいえわかりません。)
Shame on you. You were late fifteen times this month.
(みっともないよ。今月は15回も遅刻していますよ。)
★ポイント2
His behavior will get him nowhere.
このままじゃらちがあかない。
「get nowhere」は「目的を達しない」や、「進歩がない」という意味で使うことができます。
「nowhere」は「どこにも~ない。」という意味です。
Flattery will get you nowhere.
(おだてても何もありませんよ。)
We are getting nowhere.
(らちがあかない。)
In the international conference, two countries disputed their opinion only with each other.
(国際会議において、2国はお互いの意見だけを議論しあうだけだった。)
In the end the discussion got nowhere.
(その審議はついに何の進歩もなかった。)
★ポイント3
"I recommend an Italian restaurant near the university which opened recently," Bellini answered.
「おすすめは近くにできたイタリアンレストランですね。」とベリーニが答えた。
「recommend」は「~をすることをすすめる」や、「~をすすめる」という意味があります。
「recommend」の後は、「主語+動詞」を置くこともできますし、「ing形の動詞」をから始まる文をおくこともできます。
I recommend this one.
(私はこれをすすめます。)
What do you recommend?
(何がおすすめですか。)
I recommend stopping having snacks between meals.
(私は間食をやめるのをすすめますよ。)
I don't know what to do after graduating high school.
(私は高校を卒業した後に何をしたらいいのかわかりません。)
I recommend you take an entrance exam of a university.
(私があなたが大学の入学試験を受験することをすすめますよ。)
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英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。 |
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