英語学習の参考説明 |
一 覧 |
K-2. 関係詞について |
b. asを用いた関係詞 |
asの用法は多様だが、たとえば比較構文で用いられたり、接続詞としても用いられたりする。 (1) a. John is as tall as Bill. (比較構文) (ジョンはビルと同じくらいの背の高さだ。) b. Leave it as it is. (接続詞) (そのままにしておきなさい。) c. He came up as I was speaking. (接続詞) (私が話をしているときに、彼がやってきた。) (1a)は比較構文だが、同等の比較を表す。(1b)と(1c)は接続詞として用いられているが、(1b)は「~のままに」や「~のように」のように様態を表し、(1c)は時を表している。時を表す場合は、同時に生じていることを意味に含む。またこの他にも、理由や譲歩を表すのにも用いられる。 ところで、関係代名詞といえば、whoやwhose、whom、which、thatなどがあるが、この他にもasが関係代名詞として用いられる。この場合、suchやthe sameを先行詞として用いられる。 (2) suchを先行詞とした場合 Choose such friends as will benefit you. (あなたのためになるような友人を選びなさい。) (2)では、such friendsが、will benefitの主語になっている。 (3) the sameを先行詞とした場合 a. I had the same trouble as they had. (彼らがかかえていたのと同じ問題を、私はかかえていた。) b. This is the same watch as I have lost. (これは私がなくしたのと同じ時計です。) (3a)では、the same troubleがthey hadの目的語となり、(3b)では、the same watchがI have lostの目的語となっている。 その他、文全体を先行詞として用いられる場合もある。 (4) He was late, as is often the case. (彼は遅刻した、よくあることだが。) (4)は非制限的用法であり、その文に対して挿入的説明をしている。 参照 as … asの比較など(基礎から英語学習Day53) as … asによる同等比較 as ifによる仮定法 whoの関係代名詞(基礎から英語学習Day65) |
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