法助動詞 |
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1.2. 許可(客観的意味) 「許可」という意味から、主語とされるのは普通「人」となる。 許可の意味ではmayも用いられるが、mayの許可は形式的である。また、mayは個人の権力から与えられる許可の意味もあるため、口語においての許可の意味ではcanのほうがよく用いられる。このことについては「2.1 may」のところでもう一度述べる。 (10) a. You can stay here as long as you like. (好きなだけここにいていいですよ。) b. You can't smoke here. (ここでタバコを吸ってはいけません。) c. Can I borrow your pen? (ペンを借りてもいいですか。) (10c)のように一人称を用いた疑問文は、許可を求めることの他に「依頼」や「申し出」を表すこともある。 (11) Can I get you something to drink? (何か飲み物はいかがですか。) 「依頼」については、二人称を用いた疑問文で表されることが多い。 (12) a. Can you get me a taxi, please? (タクシーを呼んでいただけますか。) b. Can you pass me the salt, please? (塩をとっていただけますか。) またcanの「許可」について、過去時制のcouldを用いた例は、次節の「1.3 canの可能性」のところであわせて述べている。 |
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