基礎からの英語学習 |
一 覧 |
Day 67
-thatとwhatの関係代名詞- |
今回はthatによる関係代名詞についてふれていきます。 またwhatによる関係代名詞についてもふれていきます。 |
「that」(関係代名詞その1) |
関係代名詞の「that」は、主語と目的語として使うことができます。さらに「人」と「物事」の両方に対して使うことができます。 しかし、「whose」のように所有を表すことはできません。 また、口語では「that」がよく使われますが、「who」と「that」の2つを比較した場合では、「who」のほうがよく使われます。 She is the woman that (who) teaches English at university. (彼女は大学で英語を教えている女性です。) The car that I bought last year was inexpensive. (私が去年買ったその車は高くはなかったです。) 基本的な文の作り方については、基礎からの英語学習Day65と同じです。 メ モ
「that」は非制限用法としては使うことができません。 |
「that」が主に使われる場合 |
関係代名詞「that」が口語とは関係なく、主に使われる場合には次の3つがあります。 1<先行詞に最上級が使われている場合> That is the most interesting movie that I have ever seen. (あの映画は私が今までに見た中で一番おもしろいです。) I have ever seen. は「私が今までに見た。」という意味です。 これを最上級の後ろに続けると「私が今までに見た中で一番です。」という意味になります。 メ モ
上の「seen」の代わりに「done」を続けると、「私が今までにした中で一番です。」という意味になります。 2<先行詞に「the only」などが使われている場合> 「the only」、「the first」、「the same」などが使われている場合です。 This is the only book that I can't understand. (これは私が理解できない唯一の本です。) 3<先行詞に「all」などが使われている場合> 「all」、「any」、「no」や「anything」、「nothing」などの合成語が使われている場合です。 Is there anything that we can do? (私達のできることが何かありませんか。) メ モ
「that」は非制限用法には使われませんが、前置詞の後に続くような場合も使うことができません。 |
「what」(関係代名詞その2) |
関係代名詞の「what」は、他の関係代名詞とは異なり先行詞を必要としません。それは「what」が先行詞とセットになっているからです。 たとえば次の例を見てください。 What he says is true. (彼が話すことは本当のことです。) 上の例では先行詞を見ることができません。 それは「what」には、「that which」または「those which」のように表されるように、先行詞が含まれているからです。 そこで関係代名詞「what」の意味は、「~をする事(物)」になります。 This is what I need.(これが私の必要なものです。) What we have to decide is when we'll bring this to market. (私達が決定しなければならないのは、いつこれを市場へ導入するかです。) メ モ
関係代名詞の「what」には、もう1つ別の先行詞があります。 |
レッスンの確認問題 |
このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。 チェック 1 関係代名詞(that)の使い方について 問題数:5問 選択式問題の解説 |
ワンランク上の練習問題 |
記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。 エクササイズ 1 関係代名詞(that, what)について 問題数:5問 記述式問題の解説 |
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。
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