疑問詞3回目は「how」と「why」の他、間接疑問文についてもふれていきます。
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「どのように」と方法や「どのような具合」と人の健康、天候などをたずねることができます。たとえば、How did you come? は「どうやって来ましたか。」という意味になります。
How do you say it in English?(それは英語で何と言うのですか。)
How did she do it?(彼女はどのようにそれをしたのですか。)
How is your mother?(あなたの母はいかがですか。)
How was the weather in Hakodate yesterday?
(昨日函館の天気はどうでしたか。)
It was fine.(いい天気でしたよ。)
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「How」に形容詞か副詞を続けて数量や距離などをたずねることができます。
[How many = 数をたずねます]
How many chairs do you want in your class?
(教室にいくつのイスが必要ですか。)
I want ten chairs in my class.(私の教室にはイスが10脚必要です。)
[How much = 価格や量をたずねます、paid(過)− pay(現)= 払う]
How much did you pay for it?(それにいくら払ったのですか。)
I paid 2000 yen.(私は2000円払いました。)
[How far = 距離をたずねます]
How far is it to the hotel?(ホテルまで距離はどのくらいですか。)
It is about three kilometers.(3キロぐらいです。)
[How long = 時間の長さ]
How long does it take to get there?
(そこへ着くのにどのくらいかかりますか。)
It takes two hours.(2時間かかります。)
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How long does it take to get there?は、目的地までの時間などをたずねるのに便利な表現です。この文の考え方を詳しくふれてみます。
まず答えのIt takes two hours.ですが、これを疑問文にしてさらに「How long」を文頭におきます。Does it take two hours? → How long does it take?
そして「そこへ着く」という意味の「to get there」を続けて文ができます。
また、応用として「to get there」の部分を「to get driver's license」にするとHow long does it take to get driver's license?(免許証を取得するのにどのくらいかかりますか。)となります。
さらに、How long does it take to be a doctor?(医者になるのにどのくらいかかりますか。)とすることもできます。
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次は、その他の「How+形容詞・副詞」の例です。
How tall = 背の高さ How high = 高さ How wide = 幅
How thick = 厚さ How often = 頻度 How old = 年齢
How many times = 回数
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「How many times」への答えは回数になりますが、次のように答えます。
How many times do you go to the movies?
(あなたは何回映画を見に行きますか。)
I go to the movies five times a year.
(年に5回映画を見に行きます。)
「a year」の「a」は「per(〜につき)」と同じ意味です。回数は数詞に「time(s)」を続けてあらわします。けれども1回は「once」、2回は「twice」と言うこともできます。
また「数回」は「several times」、「多数」は「many times」となります。
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「〜はどうですか」と提案や勧誘、「〜はどう思いますか」と意見を求めることができます。Day9の「5」の「What about」と同じです。「How about」の後には「動名詞(動詞のing形)」か「名詞」を続けます。
How about going out?(でかけませんか。)
How about a drink?(一杯いかがですか。)
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How are you? は日常のあいさつとして使われます。
How are you, Ann?(アン、お元気ですか。)
一方、How do you do?は初対面のあいさつ(はじめまして。)として使われます。
How do you do, Ann?(アン、はじめまして。)
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「How」が「どのような」という意味で形容詞と副詞についてたずねるのに対して、「What」は「何」という意味で名詞についてたずねるという違いがあります。
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「How」の応用です。ここは軽く見ておくだけで構いません。
「How come」で「なぜ」と理由をたずねることができます。理由をたずねることから「Why」で書き換えることができます。
けれども注意することは「How come」の後は「主語+動詞」の語順がそのまま続くことです。その点はこれまでの疑問文と少し違っています。
また、「主語の後の動詞」は過去をあらわすときに過去形になります。
How come she was absent from lectures?
(なぜ彼女は講義を欠席したのですか。)
[absent from 〜 = 〜を欠席する]
How come you visit me early in the morning?
(なぜ朝早く私を訪ねるのですか。)
She will be late.(彼女は遅れるでしょう。)
How come?(どうして。)
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上のようにHow come? と単独で使うこともできます。これは会話で使われる表現です。
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「なぜ」と理由や目的をたずねることができます。
Why were you late for school?(なぜ学校に遅れたのですか。)
Because I overslept.(寝過ごしたからです。)
[overslept(過)− oversleep(現)= 寝過ごす]
Why were you absent?(なぜ欠席したのですか。)
Because I had a cold.(風邪をひいたからです。)
Why did you buy the dictionary?(なぜその辞書を買ったのですか。)
Because I lost it.(辞書をなくしたからです。)
[lost(過)− lose(現)= なくす]
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「Why don't you」は「〜をしたらどうですか」と「提案」をすることができます。「should」よりも軽い意味があり口語的な表現です。
型は<Why don't you(we)+動詞の原形>で、自分も含めるときは「we」にします。
Why don't you ask him?(彼にたずねてみてはどうですか。)
Why don't you do it yourself?(自分でやってみたらどうですか。)
Why don't we take a walk?(散歩に行きませんか。)
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これは「〜をしなさい」と命令や助言の意味にもなります。
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また、「提案」の意味では「Why not+動詞の原形」を使うこともできます。
Why not give up drinking?(お酒をやめたらどうですか。)
さらに、Why not? は「(否定の言葉に反論して)どうして」と「(提案に同意して)よろこんで」の2通りの答えとしても使うことができます。
You shouldn't eat here.(ここで食べないほうがいいよ。)
Why not?(どうして。)
Shall we go?(行きませんか。)
Why not?(もちろんよろこんで。)
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She asked where the station is.(彼女は駅がどこなのかたずねた。)
この文は「She asked」と「Where is the station?」が一緒になったものです。このようにある文に「疑問文」がつけ加えられるものを間接疑問文といいます。疑問詞以下(従節)が「主語+動詞」の語順なることに注意してください。
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「従節」は「主節に従う文」で、「主節」は「中心となる文」のことです。
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Do you know where the station is?(駅がどこにあるのか知っていますか。)
I don't know where the station is.
(私は駅がどこにあるのか知りません。)
Do you know who he is?(彼が誰だか知っていますか。)
I don't know who he is.(私は彼が誰だか知りません。)
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「do(does)」、「did」がある場合はそれを取ります。
Do you know? + What time does the train leave?
↓
Do you know what time the train leaves?
(動詞は主語に合わせて変化しますので「leave」は「leaves」になります。)
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疑問詞のない「Do」や「Is」など「Yes」と「No」で答える疑問文が間接疑問文としてつけ加えられる場合はどうなるでしょうか。
たとえば、Do you know if the station opens at 6:00? は「Do you know?」と「Does the station open at 6:00?」が一緒になったものです。このように疑問詞のない疑問文には「if」または「whether」をかわりに使って間接疑問文にすることができます。
考 え 方
Do you know? + Does the station open at 6:00?
↓
Do you know if the station opens at 6:00?
(whether) (動詞は主語に合わせて変化します。)
Do you know if he is 18 years old?
(あなたは彼が18歳かどうか知っていますか。)
I can't remember if he is 18 years old.
(私は彼が18歳がどうか思い出せません。)
Do you know if the train leaves at 7:30?
(電車が7:30に立つのを知っていますか。)
I can't remember if the train leaves at 7:30.
(私は電車が7:30に立つかどうか思い出せません。)
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「if」と「whether」はどちらも同じ意味で使うことができますが、「whether」は文語調になります。
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今日のレッスンはこれで終わりです。 お疲れ様でした。 |
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