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基礎からの英語学習
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基礎からの英語学習の目次
はじめに
Day1 現在形
Day2 現在進行形
Day3 過去形
Day4 過去進行形とused to
Day5 否定文
Day6 疑問文
Day7 予定のbe going toと予測のwill
Day8 未来進行形
Day9 willの意志未来
Day10 提案のshallと助言のshould
Day11 推量と許可のmayとmight
Day12 能力、可能性、許可、依頼のcanと過去形could
Day13 義務のhave toと義務、推量のmust
Day14 whoの疑問文
Day15 whoseとwhichの疑問文、所有代名詞
Day16 whatと疑問文
Day17 時のwhenと場所のwhere
Day18 方法と程度のhow
Day19 提案とあいさつのhow、理由と提案のwhy
Day20 間接疑問文
Day21 形容詞の基本
Day22 it is+形容詞の構文
Day23 数の形容詞、manyとmuch、数詞と序数詞
Day24 数の形容詞、a fewとa little、anyとsomeなど
Day25 数の形容詞、allとmostとno、everyとeach
Day26 十分な意味のenough
Day27 副詞の使い方と位置
Day28 副詞の作り方
Day29 場所の副詞hereとthere、~where
Day30 場所の副詞awayとfar
Day31 時の副詞
Day32 頻度と程度の副詞
Day33 程度の副詞almost、veryとmuch、rather
Day34 その他の副詞eitherとneither
Day35 受動態
Day36 受動態の応用
Day37 時の前置詞atとin、byとuntil
Day38 時の前置詞from、beforeとafter、forとduring
Day39 場所の前置詞inとat、on
Day40 場所の前置詞overとunder、aboveとbelow
Day41 場所の前置詞near、byとbeside
Day42 場所の前置詞next to、along、through
Day43 場所の前置詞around、across、withとwithout
Day44 代名詞の基本I、you、総称用法
Day45 代名詞の基本myself
Day46 代名詞it
Day47 指示代名詞thisとthat
Day48 不定代名詞other、another
Day49 代名詞somebodyとsomething、each other
Day50 時制の一致
Day51 there構文とhave
Day52 接続詞and、or、but
Day53 接続詞not only、because、before、after
Day54 接続詞soとthat
Day55 接続詞too~toとwhen
Day56 時の接続詞while、until
Day57 条件の接続詞if、whether
Day58 接続詞as、wonder if、unless
Day59 比較の基本
Day60 比較、比較級とthan
Day61 比較as
Day62 比較prefer
Day63 最上級
Day64 現在完了形(完了・結果)1
Day65 現在完了形(完了・結果)2
Day66 現在完了形(経験)
Day67 現在完了形(継続)
Day68 現在完了進行形
Day69 過去完了形
Day70 分詞と分詞構文
Day71 挿入語句と付加疑問文
Day72 使役動詞let、make
Day73 使役動詞have、(get)
Day74 知覚動詞
Day75 仮定法過去
Day76 仮定法過去完了
Day77 仮定法wishとas if
Day78 関係代名詞who
Day79 関係代名詞whose、whom
Day80 関係代名詞which
Day81 関係代名詞that、what
Day82 関係副詞
Day83 複合関係代名詞と複合関係副詞
Day84 wouldの応用
Day85 wouldとshouldの応用
Day86 助動詞と完了形
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基礎からの英語学習
>willの意志未来 Day9
86回のレッスンで
基礎から英文法をマスター
Day 9
willの意志未来
今回はwillが表す意志未来とwillの疑問文についてふれていきます。
またwillの過去形wouldについても見ていきます。
「will」の意志未来
「will」は未来をあらわす助動詞ですが、そのことはDay7でふれました。
ここではもう1つの意味である「意志未来」についてふれていきます。
意志未来とは
主語の意図として「~をします」や「~をするつもりです」をあらわすことを言います
。
型は
<主語+will+動詞の原形>
で、「will」の後に動詞を続けますが、これは未来をあらわす文と同じです。
「意志未来」という言葉から難しく思うかもしれませんが、あくまでもその
人の意図をあらわす
ということです。難しく考えないでください。
次はその例です。
I will
give you my answer tomorrow.(明日返事をします。)
I will
call you later.(後で電話をします。)
I will
go to bed early tonight.(今夜は早くに寝ます。)
意志未来の「will」も先のことをあらわすので、未来のことをあらわしていることに変わりはありません。
また、See you later.「後でまた会いましょう。」はよく使われますが、文頭では「I will」が省略されています。
(参照:willの意志についての詳細は、
法助動詞(3.1.))
「will」が主語の意図をあらわすのか、または単純に未来のことをあらわすのかについては、その違いは文脈によります。
しかし主語がI will~のように一人称の場合は、意志の意味が現れやすくなります。
ところで、この意志の「will」について進行形にした場合はどうなるでしょうか。
実は、意志未来の進行形はその意志の意味を薄めることができます。これは相手の話について断るときに、丁寧にそれをすることができます。
たとえば、次の文をみてください。
Would you like to go out for a drink?(飲みに行きませんか。)
I'll go out
for dinner with her tonight.
(今夜は彼女と夕食をしにでかけるから。)
上の場合、相手の誘いに対してI'll ~ で答えると、自分の意志を直接的に伝えることになります。
これに対して進行形を使うと、次のようになります。
I'll be going out
for dinner with her tonight.
(今夜は彼女と夕食をしにでかけることになっているから。)
上の場合は、I'll be going ~ というように意志未来が進行形になっているために、その意志の意味が薄れて「夕食に出かける」が「夕食に出かけることになっている」という意味になっています。
これは、他の要因からそうしなければならないという意味を含むことになります。そして直接的な意味を与えずに、丁寧に断ることができるようになります。
(参照:このことについての詳細は、
英語の時間的感覚(4.4.2.))
「will」の疑問文
「will」の疑問は「~をしますか」というように、相手の
意図
をたずねることになります。そこから、「~をしませんか」というように相手にものを
勧め
たり、「~をしてくれませんか」というように相手にものを
頼んだり
することができるようになります。
Will
you come to the party?(あなたはパーティーに来ますか。)(意図)
Will
you have some more?(もう少しいかがですか。)(勧め)
1例目の意図をはっきりとしたい場合は「Are you going to ~ ?」を使います。
また「Won't you」を使うと、親しみのこもった表現になります。
Won't you come with us?(私たちと一緒に来ませんか。)
Will
you do me a favor?(お願いがあるのですが。)(依頼)
Will
you open the window?(窓をあけてくれませんか。)(依頼)
Will
you show me the way?(道を教えてもらえませんか。)(依頼)
「Would」を使うと、より丁寧になります。過去形の「would」を使うことによって、現在形の「will」よりも直接的な表現をさけることができるからです。
助動詞の文の作り方は「主語+助動詞+動詞の原形」です。
助動詞は主語の後に置き、それから動詞の原形(動詞の元の形)を置いていきます。
助動詞の疑問文の作り方は、その助動詞と主語の語順を逆にします。
「will」は助動詞ですが、上のように主語と語順を逆にして疑問文を作っています。
Day7からDay13までは助動詞についてふれていきますが、Day7の「be going to」とこれから学習するDay13の「have to」は、助動詞的に使いますが、助動詞とは違います。
したがってこれらの疑問文の作り方も異なります。
「will」の過去形「would」
「would」は「will」の過去形です。「would」については、3つの用法を示しておきますが、
ここでは軽く見ておくだけで構いません。
・<過去の推量>
「~だったろう」と過去の推量をあらわします。これは「will」の過去形としての意味になります。
He
would
be 60 years old when he died.
(彼が死んだときは60歳になっていただろう。)
・<現在の推量>
現在のことをあらわす推量ですが弱い意味の推量になります。
That
would
be nice.(それはいいね。)
・<過去の頑固な意図>
過去の時点の頑固な意図「どうしても~をした(しなかった)」をあらわします。
The door
wouldn't
open.(そのドアはどうしても開かなかった。)
(参照:wouldについては、willと比較をしながら説明しています。
法助動詞(3以降)。
Day4でふれた過去の習慣の他にも、仮定法や時制の一致などで使われます。
仮定法はDay75から、時制の一致はDay50でふれていきます。
また会話でよく使われる「would」の応用については、Day84でふれていきます。
レッスンの確認問題
このレッスンにおいて、確認をするための問題です。余裕がありましたら、チェックしてみてください。
will とbe going to について
問題数:4問
選択式問題の解説
ワンランク上の練習問題
記述式の練習問題です。半角英数字で解答してください。
willの意志未来について
問題数:5問
記述式問題の解説
willの勧誘と提案の表現について
問題数:5問
記述式問題の解説
今日のレッスンはこれで終わりです。
お疲れ様でした。
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