・<能力の「can」>
I can play the piano.(私はピアノが弾けます。)
I can speak English.(私は英語を話せます。)
We can't walk any more.(これ以上もう歩けません。) Can you ski?(あなたはスキーができますか。) Can you swim?(あなたは泳げますか。)
Can you swim? と聞かれて「そんなに泳げません。」と答えたい場合に、I can't swim. と言うと「全く泳げません。」という意味になります。これは「私は金槌です。」と答えることになります。
もしも「そんなに泳げません。」と答えたい場合は、I can't swim well. のようにします。
Can you speak English?(あなたは英語を話せますか。)
相手に対して直接たずねる場合に「Can you ~ ?」は「~ができるのですか」と露骨になる場合があります。その場合は「Do you ~ ?」と聞くことができます。
・<一般的可能性の「can」>
The kind of thing can be played by children.
(この種のことは子供にもできうる。)
You can't see her. She went abroad yesterday.
(彼女に会うはずがない。昨日海外へ行ったのだから。)
上のThe kind of thing can be played by children.のように、「肯定」の「can」は「~もありうる」というように、「一般的な可能性」の意味をあらわします。
そこのところは「~かもしれない」という「推量」の意味をあらわす「may」とは、意味が違います。
「Can you ~ ?」は「~をしてくれませんか」というように、「依頼」を表すことができます。会話でよく使われます。 「can」の代わりに「could」を使うと、より丁寧な表現になります。
型は<Can you+動詞の原形>で、「Can you」の後に動詞を続けるだけです。
Can you open the door?(そのドアを開けてくれませんか。) Can you turn off the light?(明かりを消してください。)
[turn off = 明かりなどを消す (turn on = 明かりなどをつける)] Could you help me?(手伝ってもらえませんか。)