4.3.2.will/shall+進行形
willやshallに進行形を続けた場合は、未来においての動作の進行を表すことができる。
(26)
a. When I come back home my son will be studying for the exam.
(私が家に戻る頃、息子は試験のために勉強をしているでしょう。)
b. I will be having dinner in Kyoto at this time tomorrow.
(明日の今頃は京都で夕食をしているでしょう。)
上の2例はいずれもある未来において進行している動作を表している。このwill/shall+進行形について時間表示に示すと次のようになる。
(27)
しかし、この形式は進行を表すところから、次のようにも示すことができる。
(28)
未来時のところに枠が設けられているが、この枠はある程度の時間的幅を表している。その時間的幅は、出来事時(E)を中心にして漠然と設けられている。(進行形の時間表示については、第6章 の進行形のところでもう一度述べる。)
ところで、未来においての進行ではなく、他にも当然に生じる出来事についても表す用法がある。いわゆる「自然の成り行き」を表す用法であるが、このことについては次節で述べる。
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