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本書である「英語の時間的感覚Ⅱ」 は、英語に含まれる時間的間隔を感じるために書き下ろしたものである。たとえば現在完了形は、どのような心境のときに用いるのかや、過去時制との違いなどを、感覚的に身に付けられるように構成している。
「英語の時間的感覚Ⅰ」は、初級者を対象に基本的事項について主に述べているが、この「英語の時間的感覚Ⅱ」では、すでにある程度の英語能力を備えている方を対象にしている。そして、基本的事項に加えてより細部にまでふれている。したがって、学校では学習することがない事項にも多くふれていくことになるが、そのねらいは英語の形式について意味の理解を深めることにある。(本文の例文に「*」がつけ加えられている場合は、それが不自然な例であることを示している。)
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