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この用法は自然の成り行きを表すことから、形式上は遠い未来の未来表現形式でも、意味上は近い未来の未来表現形式に相当する。 (31) 上はwill/shall+進行形について、進行を表す時間表示である。次は自然の成り行きを表す時間表示である。 (32) 上は近い未来の時間表示と同じである。このように自然の成り行きを表す用法はwill/shall+進行形と形式上は同じであっても、上のように相違が現れる。上の時間表示では心の位置(M)が現在時に置かれるが、これは自然の成り行きを表すところから原因や計画が現在にあり、話し手の焦点もそこへ向かうからである。そして、出来事時(E)は未来時にあるのだが、進行を表す時間的幅は設けられることはない。 以上が自然の成り行きを表す用法だが、このような意味から現在進行形の未来表現形式で書き換えられる場合もある。 (33) a. The train will be arriving at eleven o'clock. b. The train is arriving at eleven o'clock. この場合、意味上において2例には大きな差はない。そしてどちらも進行形を用いていながらも進行の意味は全くなく、双方とも近い未来の未来表現を表している。
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