突然の来客
―Rickey went to a class. Only Sherry was in the office. The door opened a little. Rickey always keeps the door open a little. Sherry watched outside from the window.―
Kari, kari …
I heard a sound of scratching the door.
When I looked at the door, a cat looked at me from behind the door. It was Libre.
"Do you have a minute ?" he said.
"Okay."
"I came here because I wasn't able to talk to you some time ago," he was coming into the office while he was talking.
"Is the cat I saw this morning your friend?"
"Yes, but we got acquainted with each other recently," I left the window for Libre.
"Oh, can I have some water?"
"Okay."
Libre was drinking water from the bowl.
Now Libre is what is called a stray cat. But he is nice.
He doesn't stand on ceremony. I think he isn't able to live outside unless he is bossy.
"Winter is coming slowly. This season is hard for Libre."
"Yeah. You can say that again."
"If you in trouble, you can come here."
"Thank you, Sherry."
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<今日の単語>
scratch ひっかく
stray 道に迷った;家のない
a stray cat 野良猫
get acquainted with ~と知り合いになる
what is called いわゆる
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<今日の日本語訳>
―リッキーは授業に行っている。リッキーの研究室にはシェリーしかいない。研究室のドアは少し開いている。リッキーはいつも少しドアを開けておくのだ。シェリーは窓から外を眺めていた。―
カリカリ、カリカリ...
ドアをひっかく音がした。
僕はドアのほうに振り向いて見ると、1匹の猫がドアの隙間からこちらを見ていた。リバーだ。
「ちょっといいかな?」とリバー。
「あぁ、いいよ。」
「さっきは話せなかったから来てみたよ。」と言いながら中に入ってきた。
「午前中に見た子はシェリーの友達だって?」
「そうだよ、まだ知り合ったばかりだけどね。」僕は窓から離れてリバーのところに行った。
「そうなんだ。ちょっと水をもらってもいいかな?」
「いいよ。」
リバーに器にある水を飲み始めた。
リバーは今のところ、いわゆる野良猫っていうやつになっている。けれども人はいいやつだ。
ただし、ちょっと遠慮のないところがある。まあそのくらいのところがなければ外では生きていけないだろうけれど。
「そろそろ、冬がやってくるね。リバーにとってはたいへんな季節がまただね。」
「そうたいへん。シェリーの言うとおりだよ。」
「困ったことがあったらここにくればいいさ。」
「ありがとう、シェリー。」
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<今日の日本語訳&英語訳>
―リッキーは授業に行っている。リッキーの研究室にはシェリーしかいない。研究室のドアは少し開いている。リッキーはいつも少しドアを開けておくのだ。シェリーは窓から外を眺めていた。―
―Rickey went to a class. Only Sherry was in the office. The door opened a little. Rickey always keeps the door open a little. Sherry watched outside from the window.―
カリカリ、カリカリ...
Kari, kari …
ドアをひっかく音がした。
I heard a sound of scratching the door.
僕はドアのほうに振り向いて見ると、1匹の猫がドアの隙間からこちらを見ていた。リバーだ。
When I looked at the door, a cat looked at me from behind the door. It was Libre.
「ちょっといいかな?」とリバー。
"Do you have a minute ?" he said.
「あぁ、いいよ。」
"Okay."
「さっきは話せなかったから来てみたよ。」と言いながら中に入ってきた。
"I came here because I wasn't able to talk to you some time ago," he was coming into the office while he was talking.
「午前中に見た子はシェリーの友達だって?」
"Is the cat I saw this morning your friend?"
「そうだよ、まだ知り合ったばかりだけどね。」僕は窓から離れてリバーのところに行った。
"Yes, but we got acquainted with each other recently," I left the window for Libre.
「そうなんだ。ちょっと水をもらってもいいかな?」
"Oh, can I have some water?"
「いいよ。」
"Okay."
リバーに器にある水を飲み始めた。
Libre was drinking water from the bowl.
リバーは今のところ、いわゆる野良猫っていうやつになっている。けれども人はいいやつだ。
Now Libre is what is called a stray cat. But he is nice.
ただし、ちょっと遠慮のないところがある。まあそのくらいのところがなければ外では生きていけないだろうけれど。
He doesn't stand on ceremony. I think he isn't able to live outside unless he is bossy.
「そろそろ、冬がやってくるね。リバーにとってはたいへんな季節がまただね。」
"Winter is coming slowly. This season is hard for Libre."
「そうたいへん。シェリーの言うとおりだよ。」
"Yeah. You can say that again."
「困ったことがあったらここにくればいいさ。」
"If you in trouble, you can come here."
「ありがとう、シェリー。」
"Thank you, Sherry."
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★ポイント1
"Do you have a minute ?" he said.
「ちょっといいかな?」とリバー。
Do you have a minute? は、「時間がありますか?」という意味です。話のきっかけとして使います。
他に話のきっかけとしては、「すこし話をさせてください。」という意味で、
Let me tell you something. や Can I talk to you? などがあります。
Can I talk to you?
(ちょっといいですか?)
Okay.
(いいですよ。)
★ポイント2
He doesn't stand on ceremony.
ただし、ちょっと遠慮のないところがある。
「stand on ceremony」は、「形式ばる」という意味です。
ceremony には「式典」という意味がありますが、このように「礼儀」や「作法」の意味もあります。
Please don't stand on ceremony. は、「気楽にしてください。」という意味です。
★ポイント3
"Yeah. You can say that again."
「そうたいへん。シェリーの言うとおりだよ。」
You can say that again. で「全くその通りだ。」や、「本当にそうだ。」という意味です。
相手の言ったことに対して、同感する気持ちをあらわすのに使います。
This ticket is very popular. It's hard to get it.
(このチケットはとても人気があるよね。手に入れるのがたいへんだよ。)
You can say that again.
(全くそのとおりだよ。)
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英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。 |
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