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whose　関係代名詞（その２） 　関係代名詞とは、「who関係代名詞（その１）」のところでも解説していますが、who、which、what、that、whoever、whichever、whateverのことをいいます。このうち先行詞を含むwhat、whoever、whichever、whateverは、複合関係代名詞といいます。 　そして２つの文を１つの文にするために用いられるのが関係代名詞であることも解説しています。２つの文の中で、一方の文はもう一方の文の名詞を説明しますが、この説明される名詞を先行詞といいます。 　先行詞は、主格、所有格、目的格の場合とで、用いられる関係代名詞が異なります。 　先行詞が「人」で主格の場合はwhoを用いますが、所有格の場合にここで解説をするwhoseが用いられることになります。 　また目的額の場合にはwhomを用います。 　関係代名詞と先行詞との関係は、関係代名詞とは？を参照してください。 　ところで先行詞が「人」で主格の場合には、関係代名詞としてwhoを用いることは説明しましたが、関係代名詞のwhoseは、先行詞が「人」のほか、「物」や「事物」でも所有格の場合に用いることができます。 ※先行詞が「人」で所有格の場合は関係代名詞にwhoseを用いますが、先行詞が「物」や「事物」の場合の関係代名詞はwhoseのほか、of whichも用いることができます。 　関係代名詞whoseの例として次をみてください。 　I saw the girl whose elder sister is a friend of mine. 　上の例は「私は友人の妹に会いました。」という意味です（直訳すると「私は姉が私の友人である女の子に会いました。」となります）。 　この関係代名詞whoseは、先行詞であるthe girlを限定（説明）しています。 　元の文は次の２つです。 　(1) I saw the girl. 　(2) Her elder sister is a friend of mine. 　(2)のHerは、(1)のthe girlのことです。 　このHerは「彼女の」というように所有を表すので、１つの文にする場合は関係代名詞の所有格であるwhoseを用います。 　次の例も見てください。 　The man whose name I couldn't remember called me. 　（名前を思い出すことができなかったその男は私を呼びました。） 　上の例は次の２つからできています。 　(1) The man called me. 　(2) I couldn't remember his name. 　(2)のhisは、(1)のThe manのことです。 　そしてこのhisはhis name というようにnameの所有を表しています（his name = the man's name）。 　(1)と(2)の文を１つの文にする場合は、(2)のhisをwhoseに置き換えてwhose nameにします。 　それから(2)の文の中で文頭に移動させます。 　(2)の文を置き換えたら、次に(1)の文の先行詞（The man）に近づけるために、(2)を(1)に挿入する形になります。 　図にすると次のようになります。 　The classroom whose windows were broken is forbidden. 　（窓ガラスが割られた教室は立ち入りが禁止されています。） 　The woman whose picture they exhibit is not an artist. 　（彼らが展示している絵を描いた彼女は画家ではありません。） ※関係代名詞の詳細は、次で解説しています。 who　関係代名詞その１ whose　関係代名詞その２ whom　関係代名詞その３ which　関係代名詞その４ which（主格に対して）　関係代名詞その５ which（所有格に対して）　関係代名詞その６ which（目的格に対して）　関係代名詞その７ that　関係代名詞その８ that が主に使われる場合　関係代名詞その９ what複合関係代名詞

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