英語喫茶~英語・英文法・英会話~
英語喫茶トップ
英文法関係
英会話表現
その他英語
英語喫茶は、英語を気軽に楽しむサイトです
英文法の解説
MENU(目次)
英語喫茶トップページ
英語喫茶サイトマップ
著書向け確認問題
てはじめの英語学習
基礎からの英語学習
英文法の発展的学習
英語学習の豆知識
英文法の解説
やさしい英会話の表現
英会話キーワード検索
英会話のエクササイズ
法 助 動 詞
法助動詞キーワード検索
英語の時間的感覚Ⅰ
英語の時間的感覚Ⅱ
時間的キーワード検索
英語関連サイトリンク
運営管理者について
ご意見・ご感想
To the English page
英語喫茶
>
英文法の解説
>which(目的格に対して) 関係代名詞(その7)
英文法の解説
英文法を品詞ごとなど
詳細に解説
<英文法の解説の目次へ>
which(目的格に対して) 関係代名詞(その7)
関係代名詞の用法の中で、先行詞が「物」や「事物」で目的格の場合におけるwhichの解説になります。
関係代名詞は簡単にいうと、2つの文を1つの文にする用法ですが、このとき一方の文はもう一方の文のある名詞を説明しています。
そして説明される名詞を先行詞といいます。
関係代名詞と先行詞の関係は、
関係代名詞とは?
を参照してください。
さて先行詞が「人」で目的格の場合は
whom
を用いますが、先行詞が「人」以外の「物」や「事物」で目的格の場合はwhichを用います。
次の例を見てください。
a. He looked up a word in the dictionary
which
I gave yesterday.
(私が昨日渡した辞書で彼は単語を引きました。)
上の例で、先行詞はthe dictionaryです。これは次の2つの文からできています。
(1) He looked up a word in the dictionary.
(2) I gave it yesterday.
(2)のitは(1)のthe dictionaryのことです。
このとき(2)のitはgaveの目的語になっています。
先行詞がthe dictionaryの「物」で、(2)の中の目的格になりますから、ここでは関係代名詞whichを用います。
そして(2)のitをwhichで置き換えて、(2)の中で文頭に移動させてから文を一緒にします。
※先行詞が目的格の関係代名詞は、口語においては省略されることが多いです。
上のaも口語的にはwhichが省略されて、次のようになります。
He looked up a word in the dictionary I gave yesterday.
このことはwhichに限らず、先行詞が目的格の場合に用いられる関係代名詞(whom、that)に共通しています。
次も関係代名詞whichを用いた例です。
b. I haven't sent the letter
(which)
I wrote five days ago.
(私は5日前に書いた手紙を出していません。)
c. My uncle ate the apples
(which)
we brought.
(私の叔父は私達が持ってきたリンゴを食べました。)
上のようにwhichを( )で囲んでいるのは、そのwhichが口語ではよく省略されるからです。
bの例を2つの文にわけてみると、次のようになります。
(3) I haven't sent the letter.
(4) I wrote it five days ago.
(4)のitは(3)のthe letterのことです。そしてこのthe letterが先行詞になります。
(4)ではこの先行詞the letterが目的格になります。(4)は(3)の先行詞を説明している文になります。
(4)のitをwhichに置き換えて、(4)の中でこのwhichを文頭に移動してから、文を一緒にします。
※関係代名詞の詳細は、次で解説しています。
who 関係代名詞その1
whose 関係代名詞その2
whom 関係代名詞その3
which 関係代名詞その4
which(主格に対して) 関係代名詞その5
which(所有格に対して) 関係代名詞その6
which(目的格に対して) 関係代名詞その7
that 関係代名詞その8
that が主に使われる場合 関係代名詞その9
what(複合関係代名詞)
<英語喫茶トップページへ>
英語喫茶の基礎からの英語学習とやさしい英会話の表現等は、大学の先生方の協力により細部までチェックを入れて作成しています。基礎からの英語学習は科学研究費助成事業(科研費)の研究対象になっています。
Copyright(c) 英語喫茶~英語・英文法・英会話~ :サイト内の文章・図等の無断掲載を禁じます